バッファロー'66

映画をみました。

アニメ版の佐藤のPC前に貼ってあるポスターは 、原作小説に引き合いに出されていた映画バッファロー'66のそれを模したものと思われる。 

 Wikipediaより

なんとなく“NHKにようこそ”のページを見ていたらこの映画のタイトルが目に入って、気になったので見た。

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夏休み その2

前回の記事「夏休み」(リンクなし)を読んでて、改めて自分の文章力のなさに絶望したので今回はベルトのかかった試合で1ラウンドKO負けしたもののリベンジする機会を与えてもらった謙虚なプロボクサーの気持ちになって頑張ってブログを更新したいと思います。

今回も夏休みなので映画をみました。

 

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ターミナル

ついでだから映画の記事も書いてしまおう。

youtu.be

 

 素敵な映画なのでぜひ見て欲しい。

 せっかく埋め込んだが予告編を見ても何の話なのかさっぱりなのでWikipedia様から引用させていただこう。(Wikipediaはネタバレの宝庫なので視聴前に読むのはオススメできない)

アメリカジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続きゲートで奇怪な缶詰を手にしたクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。彼の母国のクラコウジアで、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり事実上クラコウジア政府が消滅。そのため、彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。

アメリカに入国するために亡命難民申請をすることもできず、かといって母国に引き返すこともできず、行き場を失ったビクターはJFK空港の国際線乗り継ぎロビーの中に留め置かれることになった。テレホンカードポケベル(職員がビクターを呼び出すのに使用する)、空港内のパス(職員のオフィスに入るときなどに使用する。ビクターは制限区域内や工事中のエリアにも入っている)、食事のクーポン券などを渡されたビクターは空港内で生活を始める。

  誰だって空想したことはあるだろう。ショッピングセンターやデパートで生活したらどうなるんだろう。今作はそれとはちょっとだけ違うが似たようなものだ(似てない)。

 トム・ハンクス演じるビクターは英語も理解できない。そんな彼が如何にして空港のロビーで生きていくのか。またなぜそこまでしてアメリカへ入国したがるのか。様々な謎と問題が浮かび上がる中、ひたすらビクターの生活する様子が描写される。

 食事はどうする寝る場所はどうするお金はどうするどうする…。目の前の問題に取り組むうちにだんだんと人間関係もできて、そして生まれる人間ドラマ。

 空港で生活の基盤を構築していくシーンは男の子なら誰だってわくわくするだろうし、ビクターが堂々と空港を去るシーンなど胸が熱くなる。

 法の隙間に落ちてどうしようもなくなってしまった男がいったいどうやって生きていくのか、色々と感じることはあるかもしれないが素敵な映画なのでみてほしい。

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 アイディアと忍耐によって手に入れたバーガーキングは死ぬほど美味そうだった。