ゾンビの時代

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スプラッタを見るかゾンビを見るかで迷ったけれど時代の風を感じたのでゾンビに軍配が上がった。何を隠そう時代はゾンビなのだ。

 

 

kabaneri.com

 

一応オタクなので当然アニメも見る。自分は録画勢(リアルタイムは夢を見ていることが多いのでレコーダーに頑張ってもらう)なので、自分で選んだもの以外にも評判が良かったものも見ることがある。今期のアニメだと前半戦での評判がぶっちぎりでよかったものがこの“カバネリ”だ。

和風スチームな世界観にゾンビを突っ込んで、綺麗な作画で派手なことをやっている良作で、ストーリー上の展開が少しばかり怪しくなってきたが相対的に見てもまだまだ鉄板な位置ではあると思う。ヒロインがかわいい。

という訳でゾンビだ。

“カバネリ”のゾンビは走る、群れる、合体する。

生きている人間でもカバネ(所謂ゾンビ)に噛まれたらカバネになってしまう。主人公はそんなカバネと人間の間に位置するカバネリという存在なのだが今回は関係ないので脇に置いておく。

対して“デイ・オブ・ザ・デッド”のゾンビは走る、走る、天井から降りてくる。

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ウイルスによってゾンビになる上に空気感染する。

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めっちゃ走る。腰を落としてゴリラか何かが走るがごとく走ってくる。その姿は恐怖を通り越して笑いすら誘う。いきすぎた恐怖はときに人から感情を奪ったりもするが、今作のゾンビは逆に与えてくれる。ゾンビすごい。

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ゾンビになると身体能力も上がるようでその動きは凄まじい。近距離からの銃撃を回避しパイプが伝っているような壁であればパイプを伝って壁を走り、(見間違いかもしれないが)天井を走行(四つん這いになって四肢を天井に突っ込みながら這っていた)していた。説明が難しいがその動きは、走ってこない肉体が腐っているオーソドックスなゾンビを見慣れた我々の目には、ゾンビの新たな一面は眩しく映ることだろう。

一応人間も軍人が参戦して結構愉快なことになるのだが、ゾンビ側はそんなことお構いなしに人間を飲み込んでいく。とても頼りになりそうな黒人の軍人さんもあっという間にゾンビに飲み込まれて帰らぬ人となってしまう。面白黒人枠であれば結果は違っていたのだろうか?

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集団でやんちゃをしている様子はまさに田舎のヤンキーのようでもあった。倒れている人間の両足を抱え引きずっていくゾンビに、集団で車に上って飛び跳ねるゾンビ、ヤンキーがバスケかカバディでもしているかのような走法といい、夜の田舎街でたむろっているヤンキーを遠くから眺めているときのような、何とも言えない恐怖を思い出させてくれる。

おまけに多少の知能があるらしく、ラジオの内容を理解する(そんな様子を見せる)、銃を扱う(銃弾はどこかへ飛んでいく)、建物の2階や3階の窓を突き破って外に飛び出してくるなどなど僕が今まで観てきたゾンビとは一味もふた味も違うゾンビの姿に僕は恐怖を隠せなかった。

 

というわけでデイ・オブ・ザ・デッドに登場するゾンビについて色々と書いてきたが、映画そのものもとても面白いものであったことだけ最後に付け加えておく。

空気感染するはずなのに捕えたゾンビと長時間一緒にいても何ともない登場人物たちや案の定なオチ。突っ込みどころは多いがゾンビ映画として考えると最高の映画だった。

肉親を失ってしまったときの主要人物の姉弟の反応の違いや、ゾンビの淡い恋心。最早自分で何を言っているのかわからなくなってきたが、退屈はしないのでおススメだ。

ついでに付け加えておくならば、ヒロインのミーナ・スヴァーリがかわいい。

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うむ、かわいい。

ついでに冒頭のカバネリについても特に意味はない。なんとなく身近な話から入ったほうが読みやすいかな、と思っただけである。

あとウィキペディアによると“2005年に『デイ・オブ・ザ・デッド2』が制作されているが、本作とは関係ない。”らしい。へぇ

以下は折りたたみ

 時間があれば本当は最後に「いまからサプライズ見てきます」というオチにしたかったが、時間がないので今回は断念。明日は朝早いのだ。

ツイッターのリンクなどからここへ飛んでくると最初から「続きをみる」が開いた状態になるらしい。へぇ。知らなかった。

ちょっと頑張って考えてから書いてみたけれどどうだろう。後で読み返してから追記なりメモなりなんらかのフィードバックをすること。

タイトルを忘れていた(追記)