アナと世界の終わりをみた。
青春・ゾンビ・ミュージカル映画。
とりあえず予告編の出来は最高。下手をしたら本編を超えてしまう。気になったら(東京周辺の人は)新宿の武蔵野館へ急げ、まだ上映してるぞ多分(2019年6月24日)。
家族トラブルや進路、友情、恋愛に勤しむ高校生たちが歌って踊って青春していたらゾンビパニックに巻き込まれてしまうおはなし。
結論から言うと非常に惜しい映画になってしまった。映画としては完全にベターを追い続けていたがゆえにそうなってしまったという感じなので本当に残念。
ゾンビ映画もミュージカル映画も青春映画も好きなだけにめちゃくそに期待して見に行ったせいかもしれないけどあと一歩、本当に惜しい、悔しいお前はもっとやれただろうという気持ちでいっぱいになった。
多分誰にも伝わらないと思うけれど、青春・ゾンビ・ミュージカル映画の順番がちょっと違えばで全然違ったと思う。
青春ゾンビミュージカルではなくゾンビミュージカル青春にすべきだった。
悩む青少年少女が歌って踊ってゾンビパニックに巻き込まれる映画ではなくて、少年少女がゾンビパニックに巻き込まれるけど歌って踊って打開しつながらついでに青春する映画が見たかったんだ俺は……。
ミュージカル要素はほぼ完ぺき。後半に入ってからやや弱いけれど、前半から中盤にかけては文句なし。ゾンビパニック始まってからちょっと暗い歌が多くない?みたいな文句はあるけどまぁ仕方ねぇ!!!(とりあえず公式サイトにいくと歌が勝手に流れたりYouTubeのURLが張ってあったりするからミュージカル映画すきなら見に行くといいかもしれない)。主人公のアナ(エラ・ハント)の足が長すぎスタイルが良すぎではえ~~ってなる。
青春要素はおまけだな!!!!!まぁ高校生がミュージカルやるならこれは必要なあれだから仕方ないね!!!!!いるかいらないかの問題ではないのだ多分。
ゾンビ要素は…いるかいらないかの話まで次元を下げてしまうとこの映画は存在しなくなってしまうから仕方がないの。諦めよう。
インターネットで読める、まともな人間が(お給料やお賃金を得て)書いているであろうこの映画についての文章を読むとどうしても僕が見た映画と同じ映画についての文章なのか心配になってしまうけれど女性の自立とかそういうものも描いた映画らしい。ほんとか~?自立してたか~~?(オチを思い出しながら)