“なんだかおかしな物語”をみた

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なんだかおかしな物語

自殺を考えている少年が精神病院に入院することになった五日間のお話。

めちゃくちゃいい映画だったからみて。今年みた中でもぶっちぎりでよかった。Amazonプライムでレンタルしてみろ。いまなら200円くらいだ多分。地元のTSUTAYAにはDVDはおいてなかった。みてよかった。

 

主人公のクレイグくんは悩める16歳。プレッシャーと失敗を恐れる平凡そうな高校生。そんな彼があるとき自主的に精神病院に入院して変わっていく。

進路、友情、家族、恋なんかのティーンエイジャーの抱える悩みが全部でてきて、そんなものに押しつぶされそうなんだまいっちゃうよって雰囲気のクレイグが、精神病院の患者と関わることで少しずつ成長していくコメディ。

クレイグくんはありきたりだけど本人からすると必死な悩みをいくつか抱えていて結構危ういシーンもちょくちょくあるんだけど彼を取り巻く登場人物がもっと危ないせいで相対的にマシに見えるすごい手法が使われているんじゃないかな~って思いました。そういう状況になっているから、ちょっと演出をくだけた感じにすることでめっちゃ明るいコメディになってる。すごい。観終わってからまた明日みようって思える映画は本当に久しぶりなのでめちゃくちゃ興奮してる。すごい。ラストシーンはすっきりさわやか後味最高俺も一週間ぶりに外に出るかってくらい完璧。後日談が欲しいなぁって普段なら思うような映画だったんだけど、そういうのもちゃんと(疑似的に)押さえてるところも素敵。どこかで予告編をみたときからベタ惚れしてる映画だったから、ほとんどの評価がAからスタートしててやや過剰になってることは自覚してるけどそれでも最高だったからみて。

一番の親友と電話をした後に「僕は友達がいない」「それを悟るのはつらいな」なんて会話をベッドでしたりする。人生の話もするし、俺がお前になれるんだったら何をするなんて話もする。すごい。10代のころにみたかった。

その一方で入院患者に美少女がいてその子が気になっちゃったり彼女と目が合ってドキドキするのは定番だし、その子も精神病院に入院してるんだから事情があるんだよなって距離感をどう詰めるか見ていてハラハラすることになるのもお約束だしその子にいいとこ見せるために張り切っちゃうのもべたべたなんだけど見ているこっちがクレイグを応援したくなるくらい素敵でいいお話になっちゃうんだよなぁ~~ってくらいには熱中してみてた。普段ならふざけんなってケチつけるところだったけど、これはフィクションだからいいんだよ高校生だもんなってなった。恋は人生のスパイスだけど本題じゃないもんな。

人生の話をして音楽をやる映画に駄作はないからこの映画は本当に百点満点だった。美術もやるしスポーツもやってるから二百点満点だな。完璧だ。

いろいろと問題を抱えてるクレイグくんが最後にどういう結論を出してどうやって精神病院を出ていくのか、毎日暇だからTwitterに張り付いちゃうぜって感じの悩める男子諸君はみたほうがいい映画だと思いました。この映画のタイトルで検索するとラストシーンの動画がでてくるけどそれだけ見るのはうんちだから絶対にやめような。

 

ザック・ガリフィアナキスもいい感じ。

夏休みなのでブログを更新しました。

夏休みで暇なのでブログを更新しようと思った。どこに出しても恥ずかしくない立派な理屈だえっへんなんて胸を張っていたら、ブログをやっていることすら恥ずかしくて知り合いには誰にも教えていないことを思い出してちょっと恥ずかしくなった。それはさておき。

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夏休みなので午後ローをみた。

ディープブルーを放送してたのでゲームを我慢して見た。

真面目黒人と面白黒人の生き残りレースとか頭のいいサメに人間が食べられたりとか好きなシーンがたくさんあって結構好きな映画だったんだけど改めて見ると水圧とか結構ガバガバなんだなって笑った。

ぶっちゃけ殆ど覚えててゲラゲラ笑いながら見てたんだけど、女の人がウエットスーツ脱いでサメをやっつけるシーンは完全に忘れてた。でも家族はそのシーン覚えてて、記憶ってよくわかんねーなーって。

ラストらへんの海面でサメが真っ赤な花を作るシーンとかもよかった。

毎日午後ロー見ながら暮らしたいなぁ